カラーやパーマは髪にダメージを与えてしまうものなの?
「パーマとカラーリングを両方同時に行って欲しい」というお客様もいます。
ただ、結論から申し上げますと両方同日に行うことはできません。
その理由を詳しく紹介しましょう。
カラーとパーマが同日に施術できない理由
もともとカラーやパーマ使う薬剤は医薬部外品に該当し、薬事法の観点から同日に施術を行うことができませんでした。
現在、パーマ液は化粧品登録扱いのものもあるので、そういったものを使えば法律上は使用可能になっています。
ただ法律はよくても、髪へのダメージは考慮するとお勧めできません。
カラーやパーマは髪のPH値が上がり、キューティクルを開く性質があります。
1日に両方行うということは、それだけ髪の毛のキューティクルを開いたり、閉じるということ。
髪がパサつく原因になるのでお勧めできません。
もしどちらか選択する場合はパーマを先に行いましょう。
カラーをしてから早い段階でパーマをかけてしまうと薬剤に反応し、色落ちしたり、髪色がまだらになってしまう可能性もあります。
そして、できれば数日あけてからカラーするのが望ましいです。
時間が無いと同時に行いたくなっちゃいますが、髪を労わることも考慮しましょう。
髪のケアに関することもお気軽にご相談ください。